防災への取り組み
気象防災アドバイザーとして、防災機関の方と意見交換を行うだけでなく、住民が防災意識を持つように、私は、平時に講演活動を行っています。
気象庁や民間気象会社は、気象現象を正確に予測しています。
しかし、災害を予測することは難しく、残念ですが毎年のように日本のどこかで災害により人命や財産が失われています。
気象現象を予測するだけでは、人々は災害から逃れることができません。
住民が災害から逃れるためには、「災害発生を事前に知り、安全に避難する」ことが重要です。
「住民が安全に避難する」ということが課題ではないかと私は考えています。
私の講演を通じて、「災害発生を事前に知り、安全に避難する」ことを住民の皆さんに、考えていただきたいと思っています。
「災害発生を事前に知るには●●を見てください」あるいは「安全に避難するには▲▲を聞いてください」といった一般的な指標はありません(場所やその時の状況によっても異なります)。
お住まいの場所や環境によって、各自の避難するタイミングや避難経路は異なってきますし、皆さんの安全に関する考え方もそれぞれ異なっています。
ですから、私の講演を聞いて、「安全に避難する」ことを住民の皆さんに考えていただきたいと思っています。
私の話で皆さんが安全に避難することについて考え、災害から逃れることができればよいと思っています。
講演の主な内容
- 気象情報と防災情報の違い
- 災害を予測することの難しさ
- 災害発生の可能性をどのようにとらえるか
- 災害発生の可能性を実感した時の行動
- 普段からの備え
平時の主な業務内容
- 自治体職員への研修/勉強会の実施
- 住民に対する気象/防災に関する講演会実施
- 避難訓練の計画/実施の支援
- 地域や地区防災計画策定の支援
- 気象解説
- 気象観測機器の設置計画や保守
詳しいことは、メールや電話(0798-63-3627)でお問い合わせください。
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